自分基準

自分の思ったことを気ままにメモ代わりに書いていこうかと

Windows10にアップデートしたらセキュリティソフトがアンインストールできなくなった

そろそろWindows10の無料アップデート期間も終了してしまうとの事なのでつい先日、マイクロソフトからのしつこい勧誘に負けてそろそろ使ってみようかなと思いたち10にアップデートしてみたのだがいくらか問題が発生したのでその備忘録兼メモ。

マイクロソフトのセキュリティソフト

今まで自分が使っていたセキュリティソフトは購入するのがもったいないしいろいろ設定やバグが発生したりと面倒くさいのもあってマイクロソフトMSE(Microsoft Security Essentials)を使っていた。

他のメーカの製品と比べるとウイルスの検知率がやや低く、またメールの監視やソフトウエアファイアウォール、IDやパスワードの管理機能など追加の要素は全くと言っていいほど無くウイルスが発生した際に駆除してくれる程度しかなかった。それでもMicrosoftが開発しているためWindowsでの安定性は抜群であり、ノートPCでも動作する様に作られているので非常に軽く、また有料版を勧めてくることもない。(そもそも、有料版は存在しない)

Windows10ではセキュリティソフトがいらない(らしい)

職場で「新しいWindowsだからセキュリティソフト入れてないんだよね~」みたいな話を何回か耳にしたことがあったのだが、その際にいつも「は?なんでやねん?訳分からん事言うなよ情弱め!!」と心なかで悪態をついていたのだがどうやら情弱は僕のようだった。

ちなみにセキュリティが要らなくなったのはWindows10からではなく8からなのだが、新しくWindows Defenderというものが導入され(厳密に言えば7にも入っている)、これのおかげでどうやらセキュリティソフトが不要になったらしい。

Windows Defenderが有効化できない

Windowsをアップデートした当初からWindows Defenderが有効化できないとのメッセージが出ていたのだが、7の時からなにこれ?状態だったので特に気にしていなかったのだが、Windowを起動するたびに出てくるので調べてみたら上記の通りセキュリティソフトがいらないからこっちを有効化しろ事が分かった。

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監視ができていないとのメッセージ、起動たび知られてくれるうざい親切な存在

それならば、さっさと有効化しようと思ったのだが、どうにも有効化の設定ができない。

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有効化ボタンが有るのだが、灰色になっており選択ができない。そのため調べてみるとセキュリティソフトが競合しており、片方しか有効化できない事が分かった。 ならば毎回メッセージが出てうざいのでせっかくの新機能なのでセキュリティソフトを消しそうと思ったのだがこちらでも問題が発生した。

 MSEがアンインストールできない

ようやく、今回のタイトルに繋がるわけなのだがMSEがアンインストールできない問題が発生した。 理由はよくわからないが、おそらくWindows10では不要→インストールしなくてもいい→インストーラ(アンインストールも含めて)は動かなくていいよだと思われる。 その証拠にアンインストールしようとするとこのようなエラーがでる。

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アンインストールを選択

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アンインストールなのにインストールしなくてもいいと言われる…

解決策①:Fix it(失敗)

MicrosoftのWEBサイトにアンインストールするソフトがあるとのこと。

[プログラムの追加と削除] 項目を使用しても Microsoft Security Essentials 1.0.1963 をアンインストールできない場合に手動でアンインストールする方法

ここの回答によるとFix itというものを利用して消せとのこと。なので実際にやってみた。

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Fix itの実行

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ど出発からエラー

流石に、Windows7Vista用のソフトなので無理だとは承知だったがアンインストール成功しました。→消えてないとかアンインストールができません。などのエラーが出ると思いきや、削除するソフトが起動できませんは予想外だった。

解決策②:Fix it(成功)

どうやら、Windows10でも動作するFix itがあるらしく、こちらのサイトを参考にさせて戴いた。

Windows 10へのアップグレードのあとに、Microsoft Security Essentialsをアンインストールする方法 | Like The Wind - Blog

こちらのFix itを利用して再度アンインストールを試みる。

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起動すると、先ほどとは違いバーが出て処理が進む。

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今度は起動に成功する。

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上の→問題を検出して、解決方法を適用する(推奨)を選択する

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無論、アンインストールを選択

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再度、バーが出てしばらく処理が行われる(10秒くらい)

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アンインストールをする一覧が出てくるので、Microsoft Security Clientを選択して「次へ」

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アンインストールを試行する

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アンインストールされるので待つ。するとセキュリティソフトがなくなるのでWindowsのメッセージが出てきますがスルーしても問題なし。 自動的にWindows Defenderが適用される。(自分はそうだった)

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アンインストールが完了する。

これで、晴れてMicrosoft Security Essentialsのアンインストールが完了した。 ちなみにコントロールパネルのプログラムと機能を確認してみるとアイコンが白くなって無くなっている。

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このまま右クリックからアンインストールを選択すると、「既に削除されています。」とでて一覧からも消える。

その後スタート→機能→更新とセキュリティ からMicrosoft Defenderを選ぶと有効化されていることが分かる。

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ウイルスの監視などもMSEからWindows Defenderに変わっている事が確認できる。

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見た目は殆ど変わらないがソフト名がWindows Defenderに変わっている。

まとめ

これでセキュリティソフトからWindows Defenderに乗り換えることができたわけだが、何故マイクロソフトはWindows10をしつこいくらいにプッシュする割にはアンインストールする手順を分かりにくくしているのだろうか? とりあえずこれで起動のたびに監視できてませんというメッセージが出なくなったので良しとしよう。